👉 人には優しくできるのに、自分を責めてしまうあなたへ・その癖が生まれた理由

自分と親友
この記事は約8分で読めます。

人には優しくできるのに、自分にはなかなか優しくできない。

そんな自分に気づいて、「どうしてこんなに厳しいんだろう」と感じたことはありませんか。

実は、自分に厳しくしてしまうのは性格の問題ではなく、心を守るために身につけた反応なんです。

この記事では、「自分にだけ厳しい」その癖がどこから生まれたのかを、やさしい視点で整理していきます。

そして、少しずつその厳しさをゆるめていくための考え方も紹介します。

頑張ることをやめなくても、自分を責めずに生きていく

そんな日々へのヒントを、一緒に探していきましょう。

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人に優しくできるのに自分にだけ厳しくなる理由

ここでは、「人には優しくできるのに、自分には厳しくしてしまう」心理の背景を見ていきます。

多くの人が「性格の問題かな」と思いがちですが、実はその裏にはもっと深い理由があります。

優しさが「我慢」に変わる瞬間

人に優しくできる人ほど、相手の気持ちを考えて行動する傾向があります。

ただ、その優しさが「自分さえ我慢すればいい」という考えに変わってしまうことがあります。

たとえば、職場で誰かが困っていたら、つい自分の仕事を後回しにしてでも助けてしまう。

そしてその結果、自分が疲れてしまっても「これくらい大丈夫」と無理を続けてしまうのです。

このように、優しさが「思いやり」から「我慢」へとすり替わる瞬間に、少しずつ心の負担が積み重なっていきます。

優しさ 我慢
相手を思いやる気持ち 自分を後回しにする行動
相手と自分を大切にする 自分の感情を押し殺す

「優しさ=我慢」ではないことに気づくことが、自分を責める癖を緩める第一歩です。

「ちゃんとしなきゃ」と思い続ける癖の正体

「ちゃんとしなきゃ」「失敗しちゃいけない」と自分を追い込む人ほど、実は他人の期待を裏切りたくないという気持ちを強く持っています。

それは、自分の価値を「頑張ること」で確かめようとしているからです。

私自身も、人に迷惑をかけないように、空気を読むことを優先してきました。

でも、そうやって我慢を続けるうちに、自分の気持ちを感じることがどんどん難しくなっていったんです。

「優しい人」ほど、自分を責める方向に努力が向いてしまう――それは、心が疲れやすくなるサインでもあります。

思考パターン 影響
「ちゃんとしなきゃ」 完璧主義・自己否定
「迷惑をかけたくない」 過剰な我慢・疲労感

自分を守るために頑張ってきた、そう思えたら少し心が軽くなります。

自分を責めるのは「弱さ」ではなく身を守る反応

ここでは、「自分を責める」という行為が、なぜ生まれるのかを優しい視点から見ていきます。

多くの人が「自分を責める=悪いこと」と感じていますが、実はそれには心を守るための仕組みが隠れています。

責めることで安心しようとする心理

自分を責めてしまうとき、人は「この失敗は自分のせいだ」と考えることで、状況をコントロールしようとしています。

つまり、責めることで「自分が変われば大丈夫」と信じ、安心しようとしているのです。

この反応は性格の問題ではなく、防衛本能の一種です。

自分を守るために身につけた、ある種の生存戦略なのです。

行動 本当の目的
自分を責める 安心したい・次の失敗を防ぎたい
過去を振り返る 今後に備えるための確認

責めることにも意味があったと理解できるだけで、心は少し落ち着きます。

怒られる前に「自分で叱る」心の仕組み

「怒られたくない」「嫌われたくない」と思うあまり、他人に叱られる前に自分を責めてしまう――そんな経験はありませんか。

それは、子どもの頃から「怒られる前に謝っておこう」と学習してきた心のクセです。

つまり、過去に自分を守るために身につけた予防的な反応なのです。

自分を責めるたびに、「あの頃の自分が身を守ろうと頑張っていたんだ」と思い出してあげてください。

行動パターン 背景となる心理
自分をすぐ責める 他人に責められないように先回り
常に反省している ミスを防ぐための警戒反応

自分責めは「自分を守るための反応」だったと知ることが、癒しの始まりです。

「反省」と「自分を責める」はどう違うのか

この章では、「反省」と「自分を責める」の違いを整理します。

どちらも似ていますが、実は心への影響はまったく異なります。

反省は「行動」に目を向けるもの

反省とは、自分の行動を振り返って「何がうまくいかなかったのか」を考え、次に活かすためのプロセスです。

つまり行動を見つめる作業であり、自分の存在そのものを否定するものではありません。

たとえば、「遅刻してしまった」ときに、「次はアラームを2回セットしよう」と考えるのが反省です。

反省の目的は、自分を責めることではなく、次の行動をより良くすることにあります。

反省の特徴 目的
行動に注目する 次の改善につなげる
冷静に振り返る 同じ失敗を減らす
自分の価値は否定しない 成長のきっかけにする

反省は「未来志向の行動整理」と言えます。

自分責めは「存在」を否定してしまうもの

一方で、自分を責めるとは、「なんで私はダメなんだろう」と、自分という存在そのものを否定することです。

そのため、どれだけ考えても答えが出ず、心がどんどん疲れていきます。

この状態では、反省ではなく自己否定のループに陥ってしまいます。

私も長い間、この2つの違いが分からず、反省と自分責めを混同していました。

「反省」と「自分責め」は似ていても、向かっている方向がまるで違うのです。

比較項目 反省 自分責め
焦点 行動 存在
感情の方向 冷静・前向き 否定・後ろ向き
結果 改善につながる 落ち込みが続く

反省できる人ほど、自分を責めやすいという事実を知ることも大切です。

自分に厳しくなる癖をゆるめる考え方

ここでは、「自分に厳しすぎる」状態を少しずつ緩めるためのヒントを紹介します。

どれも無理をせず、できる範囲で試してみるだけで十分です。

「今の自分に同じ言葉をかける」練習

他人に優しい人ほど、自分にかける言葉はとても厳しいものになりがちです。

たとえば、友達がミスしたときは「大丈夫だよ」と言えるのに、自分には「何でできないの」と言ってしまう。

そんなときは、一度立ち止まって「今の自分に、同じ言葉をかけるとしたら?」と問いかけてみてください。

この問いは、自分への態度を少し優しくするためのスイッチになります。

他人への言葉 自分への言葉
「焦らなくていいよ」 「もっと頑張らなきゃ」
「大丈夫、次がある」 「もうダメかも」

他人への優しさを、自分にも分けてあげるだけで、少しずつ心がほぐれていきます。

「60点でもOK」と認める力

完璧を目指すあまり、自分を追い込みやすい人は多いです。

ですが、人は常に100点でいることはできません。

「今日は60点でもいい」と思うことで、プレッシャーが少し和らぎます。

これは「諦め」ではなく、自分を尊重するための柔らかい境界線です。

考え方 心への影響
常に100点を目指す 疲れやすく、自己否定が強くなる
60点でもOKと思う 余裕が生まれ、続けやすくなる

完璧じゃなくても、自分を肯定できることが大切です。

すべてを一度に変える必要はありません。

1つだけ実践できたら、それで十分。小さな優しさの積み重ねが、心を変えていきます。

また自分を責めてしまう日があっても大丈夫

どれだけ気をつけていても、「また自分を責めてしまった」と感じる日があります。

でも、それは悪いことではありません。

むしろ、それに気づけるようになったということ自体が、大きな一歩なのです。

完璧にやめなくてもいい理由

自分を責める癖は、長い時間をかけて身についた反応です。

だから、今日からすぐに消えるわけではありません。

「またやってしまった」と思ったときは、そんな自分を責める代わりに、「あ、今また頑張りすぎてるんだな」と受け止めてみてください。

それだけで、心の負担は少し軽くなります。

考え方 心の反応
「もう責めないようにしなきゃ」 新しいプレッシャーになる
「また責めてるな」と気づく 客観的に見つめられる

完璧を目指すより、「気づける自分」を大切にすることが、癒しのプロセスです。

「気づけた」こと自体が前進になる

人は、変化を意識した瞬間から少しずつ変わっていきます。

だから、落ち込んだり、反省したりしている自分に気づいたら、その時点でもう前進しているのです。

私も今でも、ふとした拍子に自分に厳しくなってしまうことがあります。

でも、以前と違うのは「今、自分を責めているな」と気づけるようになったことです。

そのたびに、「よく気づいたね」と自分に声をかけるようにしています。

状態 意識の変化
責めている最中 自分を責めていることに気づく
気づけたあと 少しずつ優しさが戻ってくる

気づけるようになったあなたは、すでに変化の途中です。

まとめ|人に優しくできるあなたは、自分にも優しくできる人

この記事では、「自分にだけ厳しくなってしまう」理由と、その癖をゆるめる考え方をお伝えしました。

どの章でも共通していたのは、あなたの厳しさは「弱さ」ではなく「優しさの裏返し」だということです。

今日、少しでも「自分を責める声」に気づけたならそれで十分

人に優しくできるあなたは、本当は自分にも優しくできる人です。

ただ、そのやり方をまだ知らなかっただけかもしれません。

今日、少しでも自分を責める声に気づけたなら、それだけで十分です。

焦らず、少しずつ、自分を理解していく時間を大切にしてみてください。

これから意識したいこと 小さな実践のヒント
気づく 「今、責めてるな」と思えたら一息つく
認める 「それも自分だよ」と優しく受け入れる
ゆるめる 完璧を目指さず、60点を合格点にする

自分に優しくなることは、他人への優しさを長く続けるための力でもあります。

 

 

辛い気持ちや、寂しさ、腹が立つ感情を、
「こんなふうに感じる自分はダメだ」と
何年も全否定し続けていた時期がありました。

無かったことにしようとすればするほど、
感情は消えるどころか、行き場を失って、
心の中に溜まっていったように思います。

そしてある時、その感情の中から
出られなくなってしまう感覚を経験しました。

今は、腹が立つことがあると、
「腹が立つよね。本当にそうだよね」と
会話するように自分に声をかけています。
それだけで、感情が少しずつ流れていくのを感じています。

感情を押し込めず、「対話する」ことが癒しの第一歩です。

 

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